【ブーツのカビ取り方法】革・スエードの注意点とクリーニングの判断基準を解説!

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ブーツに生えたカビをきれいに落としたいけれど、「お気に入りの1足を色落ちさせたくない」「自己流で余計に広げそうで怖い」「クリーニングに出していい状態なのか分からない」と、下駄箱に戻したままになっていませんか。色落ちが怖いのは正しい感覚ですが、表面に出た白カビなら、乾いた布で払うだけで大半が落ちる場合があります。

この記事では、白カビと黒カビの見分け方・落とす前に避けたいNG行動・素材別のカビの落とし方・自宅ケアとクリーニングの判断基準・再発を防ぐ保管習慣を解説します。この記事を読んで、手元のブーツに合った方法でカビを落とし、来シーズンも気持ちよく履ける状態に戻しましょう。

ブーツにカビが生える原因とカビの種類

ブーツの表面に白いものが浮いていても、すべてがカビとは限りません。革の油分やロウが表面に出てくる現象もあり、見た目だけでは区別しにくいためです。

カビだった場合も、保管が特別ずさんだったわけではありません。下駄箱はカビが育ちやすい3要素「湿気・温度・栄養源」が揃いやすい環境です。まずは白い付着物がカビかどうかを見分け、カビなら白か黒かまで確かめてから落とし方を選びましょう。

白い粉はカビとは限らない

ブーツの表面に白い粉がついているからといって、それが白カビだとは限りません。革製品では、革の内部にある油分やロウが温度差で表面に浮き出し、白い粉や膜のように見えることがあります。

乾いた布で拭くと消え、指の腹で軽く押さえたときに透明になじめば、油分である可能性が高いです。ただし、拭き取れるかどうかだけでは油分とカビを区別できません。綿毛のように立ち上がっていたり、独特のカビ臭がしたりするのがカビの特徴です。

拭いたあとにまた白くなることもあります。原因は、油分が出続けている場合とカビが再発している場合の2通りです。カビ臭がするか、筒の奥に手を入れて湿り気が残っていないかをあわせて確かめ、判断がつかなければカビとして扱って処置を進めるほうが安全です。

白カビと黒カビの違い

白カビと黒カビは色が違うだけではありません。カビの種類や放置した期間によって、素材への入り込み方と被害の進み方が変わります。白カビは表面の油分や汚れを足場に広がることが多く、日が浅ければ払い落として拭き取れる範囲にとどまりやすいです。

黒カビは色素を出す種類が多く、繊維内部まで菌糸が伸びていると表面を拭いても黒い跡が残ります。ただし白いカビでも放置が長ければ内部に菌糸が入っている場合があります。色だけで軽い・重いを決めず、次の表の3点をあわせて見てください。

白カビと黒カビの見分け方

見る点白カビ黒カビ
見た目白〜灰色の粉状や綿毛状で、表面に広がる黒〜濃い緑の点状やしみ状で、生地に定着して見える
侵入の深さ乾いた布で払うと粉が落ち、拭いたあとに跡が残らない繊維内部まで菌糸が入り込んでいることが多いが、色だけでは断定できない
放置した場合の変化範囲が広がり、カビ臭が強くなる変色が定着し、拭き取っても黒い跡が残る

下駄箱でカビが育つ3つの条件

カビが育つ条件は3つ。湿度60%を超える状態・20〜30℃前後の温度・皮脂や汗、泥といった栄養源です。数値は目安ですが、この3つがそろう時間が長いほど菌は増えます。

下駄箱は扉を閉めきる構造で、湿気が抜けにくい場所です。玄関の結露や濡れた傘、履いたばかりの靴の湿気も加わります。ブーツは筒の奥に汗の湿気がこもり、履き口から入った皮脂やほこりも内側にたまるので、条件がそろいやすい靴です。

胞子は空気中に広がるので、同じ下駄箱に並べた家族の靴や棚板にも移ります。見つけたら早めに処置し、収納環境も一緒に見直しましょう。

関連記事:【洋服のカビの取り方】白カビ・黒カビの落とし方と予防策を徹底解説!

ブーツのカビを落とす前に確認すること

見分けがついても、どのブーツでもすぐ手を動かしてよいわけではありません。黒カビが広範囲に及ぶ・強いカビ臭が染みついている・高価なブランド品のどれかに当てはまるなら、試さずにプロへ相談するほうが傷みを抑えられます。

自宅で進めるなら、素材に合う薬剤と、胞子を吸い込まないためのマスクや使い捨ての手袋を、作業を始める前にそろえておきましょう。

素材と薬剤の表示を確認する

道具も薬剤も素材で変わるので、最初に素材を確かめます。表面に毛穴のような凹凸としわがあれば本革、起毛していればスエードです。筒の内側に羊毛があればムートン、履き口の切り口や裏地が均一で樹脂のにおいがすれば合皮です。

内側のタグや箱に表示があればそちらを優先してください。素材を確かめたら、使う予定の薬剤や洗剤の表示も見ます。「皮革には使用しないでください」と書かれた製品は、消毒用と名が付いていても使いません。

どの素材でも履き口の内側やかかとの裏で試し、色落ちや変色がないのを確かめてから全体に進みます。素材が分からないときは、薬剤を使う前に購入店へ確認するか、判断基準の章を見てプロへ出しましょう。

マスクと手袋を着けて屋外で作業する

カビ取りは庭やベランダなど屋外で行い、マスクと使い捨ての手袋を着けてから始めます。払い落とした胞子は目に見えないまま空気中に散ります。室内や下駄箱の前での作業は、周りの靴や壁へ胞子を広げる原因です。

用意する道具は乾いた古布を数枚・柔らかいブラシ・下に敷く新聞紙です。布は使い捨てにし、使い終わったら袋に入れて口を閉じて処分します。ブラシは素材に合わせ、スエードには専用ブラシ、本革には毛先の柔らかい馬毛ブラシを、製品表示の対象素材を確かめてから選んでください。

作業後は手袋を外して手を洗います。着ていた服も早めに洗濯へ回すと胞子を室内へ持ち込みにくくなります。

やってはいけない4つの行動

ブーツのカビ取りを調べると、まず出てくるのは衣類や浴室で使う手段です。洗える布やタイルが相手なら通る方法なので、靴にも効きそうに見えてしまいます。

けれど革やスエードは水にも薬剤にも弱く、硬くなったり色が抜けたりしてからでは自分では戻せません。硬化やひび割れが出た革は、カビを落としても元の風合いには戻りません。

次の4つは、カビが落ちるかどうか以前にブーツそのものを傷め、元に戻せなくする恐れがある行為です。手を動かす前に、この4つだけは外しておいてください。

ブーツのカビ取りでやってはいけない4つの行動

やってはいけないこと靴が受ける影響
塩素系漂白剤を使う使えるのは白物の綿・麻・ポリエステル・アクリルに限られる。革・スエード・合皮は染料や樹脂が傷むため、カビ取り剤として売られていても靴には使えない
水で丸洗いする洗濯機もつけ置きも同じ。革は水を含むと繊維がふくらみ、乾く過程で収縮して硬くなり、縮み・ひび割れ・型崩れが起きる
高温で乾かすドライヤーの温風・直射日光・ストーブの前は革を急激に乾かし、ひび割れと変色を招く
強くこするカビを繊維の奥へ押し込む。スエードは起毛が寝て、本革は表面の仕上げがはがれる

100均グッズや市販スプレーは使えるか

ブーツ1足のために道具をそろえるなら、100円ショップの売り場が候補に入ります。ただ、使えるかどうかは買った店や値段では決まりません。分かれ目は、靴に付けてもよい薬剤かどうかです。

払い落とす・拭き取るといった物理的な働きの道具なら、どこで買っても結果は変わりません。薬剤はそうはいきません。成分と対象素材の表示だけが根拠になるので、手持ちのものを次の表と照らし、裏面の表示まで確かめてから使ってください。

100均グッズ・市販スプレーがブーツのカビに使えるか

アイテムブーツのカビに使えるか理由・使いどころ
ブラシ・布(100均のものを含む)使える柔らかいブラシなら初期の払い落としと拭き取りに向く
除湿剤・乾燥剤生えたカビには使えない落とす力はないが、処置後の予防には使える
重曹使わない靴のカビ取りに適した使い方や分量の目安がなく、落ちるかどうかを確かめられない
市販のカビ取り剤(塩素系)使わない次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系成分は、革・スエード・合皮の染料や樹脂を傷める恐れがある
皮革用の除菌・カビ取りスプレー表示があれば使える「皮革対応」「靴用」の表示がある製品に限り、目立たない部分で試してから使う

消毒用エタノールの選び方と使い方

薬局で「消毒用エタノール」と表示された製品を選びましょう。濃度はおおむね76.9〜81.4vol%で、この範囲が殺菌・消毒に効果を発揮するとされています。

無水エタノールは99.5vol%以上あり、水分が少ないと菌のたんぱく質を変性させる働きが進みにくいうえ、革の油分も奪います。薄める分量の目安がないので、無水エタノールはブーツのカビ取りには使わず消毒用エタノールを選んでください。消毒用でも「皮革には使えない」表示の製品は避けましょう。

スプレーで直接吹きかけず、布に含ませて押し当てるように拭き、余分な液は乾いた布で取ります。本革と合皮は、布を握って液が垂れない程度に湿らせ、スエードは起毛が寝ないよう布の先だけを当てます。ムートンの毛は質感が変わる恐れがあるため、外側のスエード面だけに使い、毛の部分には使わないでください。

【ブーツの素材別】カビを落とす手順

手順は4素材とも同じ流れです。外側のカビを払って拭き取り、履き口から内側を処置し、最後に陰干しで完全に乾かします。違うのは使える薬剤と力加減、そして失敗したときに素材へ何が起きるかです。

拭きすぎれば本革は油分が抜けて硬くなり、スエードは起毛が寝て毛並みが乱れます。ムートンは毛に薬剤が残って質感が変わり、合皮は劣化した樹脂が表面ごと剥がれます。

【本革ブーツ】カビの取り方

本革は内部の油分で柔らかさとツヤを保っています。エタノールで拭くと油分も一緒に抜けるので、拭きすぎると硬くなり、乾く過程でひび割れや色落ちが起きます。拭く範囲をカビの付いたところだけにとどめ、保革クリームを乾いたあとに塗る順で、次の6ステップを進めてください。

1. 乾いた布で表面のカビを払い、布はきれいな面に替えながら使う

2. 柔らかいブラシで縫い目やしわの奥に入ったカビをかき出す

3. 消毒用エタノールを布に含ませ、履き口の内側に当てて色が布に移らないか確かめる

4. 色が移らなければ、カビが付いた範囲を軽く押し当てるように拭く(色が移るならエタノールは使わず、布とブラシで払うところまでにとどめる)

5. 履き口の内側とインソールも拭き、外せるインソールは外して両面を拭く

6. 陰干しで乾かし、保革クリームは完全に乾いてから塗る

関連記事:革製品色落ちの原因、予防法は?メンテナンスなら熟練の職人が集うせんたく便がおすすめ

【スエードブーツ】カビの取り方

スエードは革の裏面を起毛させた素材で、水分と摩擦に弱く、一度寝た毛は元に戻りにくい性質です。濡らして拭く方法は輪ジミと毛並みの乱れを招きます。水を使わず乾いたブラシで払う順に、次の5ステップを進めてください。

1. 屋外でスエード用ブラシを毛並みに沿って一方向に動かし、表面のカビを払い落とす

2. 縫い目やソールとの境目はブラシの角を使って軽くかき出す

3. 残った部分は、消毒用エタノールを少量含ませた布を履き口の内側に当てて色が移らないのを確かめてから、こすらず軽く押し当てる

4. 履き口の内側とインソールは乾いた布で拭き、外せるインソールは外して陰干しする

5. 完全に乾いてから再度ブラシで毛並みを起こして整える

【ムートン・UGG】カビの取り方

ムートンブーツやUGGの内側の羊毛は湿気と皮脂を吸い込みやすく、カビにとって水分と栄養がそろった場所です。菌糸が毛の奥まで入ると、表面を払っても残ります。水洗いは縮みや型崩れを招き、内部が乾かず再発しやすくなります。

家庭でできるのは、水を使わずに払って乾かすところまでです。次の4ステップを終えても毛の奥のにおいや点状の跡が残るなら、繰り返さずにプロへ相談してください。

1. 屋外で外側のスエード面をスエード用ブラシで一方向に払う

2. 履き口を外へ折り返し、内側の毛は毛先の柔らかいブラシで軽く払う

3. 外側に残ったカビは、履き口の内側で色が移らないのを確かめてから、消毒用エタノールを少量含ませた布で押さえる(毛には使わない)

4. 筒を立てて風通しのよい日陰に置き、内側まで完全に乾かす

関連記事:【ムートンブーツの洗い方】簡単お手入れで汚れの定着や色ムラを予防しよう!

【合皮ブーツ】カビの取り方

合皮は布地にポリウレタンなどの樹脂を貼った素材で、本革より水に強く拭き取りやすいのが利点です。反面、ポリウレタン樹脂は使用や保管の環境によっては2〜3年程度で加水分解が進むことがあり、べたつきや剥がれが出ていればこすると表面ごと取れます。

作業に入る前にひび割れやべたつきを確かめ、出ていれば乾いた布でカビを払うところまでにとどめ、エタノールでの拭き取りはせずにプロへ相談してください。

1. 乾いた布で表面のカビを払う

2. 消毒用エタノールを含ませた布を目立たない部分に当て、色が布に移らなければ外側を軽く拭く

3. 履き口の内側とインソールは、水を含ませて固く絞った布で拭き、乾いた布で水分を取る(洗剤を使う場合は製品の対象素材の表示に従う)

4. 風通しのよい日陰で完全に乾かす

【共通】最後は陰干しで乾かす

どの素材も、処置のあとは風通しのよい日陰に置き、内側まで完全に乾かします。乾くまでの時間は素材の厚みと天候で変わるので、日数ではなく次の触り心地で確かめてください。

筒の奥に手を入れて、冷たさや湿り気を感じなくなったら乾いた合図です。新聞紙を詰めておくと湿気を吸うので、詰め替えた新聞紙が湿らなくなるまで続けてください。

乾いてからが仕上げです。本革には保革クリームを薄く塗って抜けた油分を補い、スエードやムートンには本革用のクリームを使わず起毛革に対応した栄養スプレーを選びます。油分を補う必要のない合皮にクリームは塗らず、防水スプレーはどの素材でも製品の表示にある対象素材に合うものだけを使いましょう。

【カビ取り】自宅ケアとクリーニングの判断基準

行き先は3つ。表面の白カビで範囲が狭ければ自宅ケア、黒カビが広範囲で除去だけが目的ならカビ取り専門会社、カビと一緒に汚れやにおいも落として仕上げたいなら靴クリーニング会社です。振り分けに使うのは、カビの色・範囲・経過時間・素材の価値の4点です。

条件が重なることもあります。その場合は「カビの除去だけが目的か、仕上げまで任せたいか」で決め、次の表で自分の状態に近い依頼先を選んでください。

自宅ケア・カビ取り専門会社・靴クリーニング会社の使い分け

判断軸自宅ケアカビ取り専門会社靴クリーニング会社
カビの色白カビが中心黒カビが目立つ色を問わず、汚れやにおいも気になる
範囲履き口の一部など局所全体に広がっている局所から全体まで、範囲は問わない
経過時間見つけて日が浅い長く放置した、または再発を繰り返す時期を問わない
素材の価値普段使いで多少の失敗を許容できる高価で、まずカビの除去を専門に相談したい高価で、汚れや型崩れも含めて整えたい

自宅ケアが向くケース

自宅ケアで対処しやすいのは、表面に白いカビが点々と出ている程度で範囲が狭く、見つけてから日が浅い状態です。面積や日数の数値では線を引けません。乾いた布で払って大半が落ち、拭いたあとに跡が残らないなら家庭の処置で収まる可能性があります。

反対に、払っても粉が舞い続ける・拭いたあとに黒や緑の点が残る・筒の奥からカビ臭が抜けないという状態では、内部にカビが残っている可能性があります。自宅で回数を重ねず、次の2つの依頼先を検討してください。

高価なブランド品や思い入れの強い1足は、状態が軽く見えても自分で試さず、プロへ出すほうが安全です。自己流の処置で色落ちや跡が残ると、プロでも元に戻せない場合があります。

カビ取り専門会社が向くケース

黒カビが全体に広がっている・処置しても同じ場所に再発する・筒の奥のカビ臭が強いという状態では、カビの除去自体が主な目的になります。菌糸が革の内部に入っている可能性が高く、家庭の拭き取りは表面止まりです。

こうした状態では、住まいや家財のカビ対策を専門にする会社へ相談する選択肢があります。洗浄や補色までは扱わず、カビの除去に絞って対応する点が靴クリーニングとの違いです。

ただし靴や革製品を扱うかどうかは会社ごとに異なり、カビを除去できても変色の跡は消えない場合があります。依頼前に対象品目と仕上がりの範囲を確認し、見積もりを取ってから判断しましょう。

靴クリーニング会社が向くケース

カビと一緒に全体の汚れや履きジワ、内側のにおいまで仕上げたいなら、靴クリーニング会社が向いています。洗浄と乾燥を基本に、補色や消臭・除菌もあわせて依頼できるのが特徴です。シーズンオフの手入れもまとめられます。

店舗へ持ち込むほか、宅配なら自宅で受け渡しが済むので、重いブーツを運ぶ必要はありません。次のシーズンまで預かる保管サービスがあれば、湿気の多い下駄箱へ戻さずに済むのも宅配の利点です。

ただし宅配は、カビが残った状態や湿った状態では預かれない会社があります。送る前にカビを落として乾かす必要があるか、カビの跡や革の劣化がある靴を扱えるかは、申し込み時にまとめて確かめてください。

関連記事:ムートンブーツクリーニングの料金相場は?自宅洗いとプロに任せる判断基準も解説!

ブーツのカビ取りクリーニング料金相場

料金は依頼先の種類で大きく変わります。カビ取り専門会社は靴の公開料金を出していないところが多く、個別の見積もりが基本です。

靴クリーニング会社は1足単位の料金を公開しており、ブーツは丈が長いぶん革靴より高めです。補色や撥水加工を足すとさらに上がります。宅配型は複数足をまとめると1足あたりが下がる料金体系が多く、保管が含まれるプランもあります。

次の表の金額は目安の幅です。同じブーツでも、カビの状態と素材で見積もりは動きます。依頼先ごとに含まれる作業も違うので、金額だけでなく仕上がりの範囲まで見比べてください。

ブーツのカビ取りを依頼した場合の料金相場(税込・1足あたりの目安)

依頼先料金の幅含まれる作業
カビ取り専門会社要見積もり(公開料金がない会社が多い)カビの除去処理。靴の対応可否と仕上がりの範囲は会社ごとに異なる
靴クリーニング会社(店舗型)4,000円台〜1万円台後半洗浄と乾燥。補色・撥水・修理はオプションで加算
靴クリーニング会社(宅配型)5,000円台〜9,000円前後(ブランド品向けの上位コースはさらに高い)洗浄と乾燥。複数足の割引や保管が付くプランもある

関連記事:靴クリーニング安いおすすめ8選!料金相場と失敗しない選び方

ブーツのカビを防ぐ5つの保管習慣

再発を防ぐには、カビが育つ湿気・温度・栄養源の3条件を収納環境でそろえないのが鍵です。一度きれいに落としても、同じ下駄箱に同じ状態で戻せば条件は再びそろいます。

続けられる習慣は5つです。履いた日の乾かし方と履き替え、下駄箱の環境、月に一度の点検が柱で、使う道具は除湿剤と新聞紙くらいです。

1. 履いた日は乾かしてからしまう

履いたブーツはその日のうちに下駄箱へ戻さず、玄関の風が通る場所で一晩置いて筒の奥まで乾かしてからしまいます。足の汗は筒の内側にこもるので、履き口を開けて立てて置き、翌朝に筒の奥へ手を入れて湿り気がないのを確かめてから収納します。

シーズン終わりの長期収納に必要なのは、一晩ではなく数日です。最後に履いた日から風に当て続け、筒の奥に手を入れて湿り気がないのを確かめてから、汚れを落として収納します。

2. 除湿剤は入れっぱなしにしない

下駄箱や靴の中に入れる除湿剤は、吸湿しきると効かなくなる消耗品です。日数だけで決めず、表示と中身の状態の両方を見て交換してください。

交換のサインは製品ごとに違います。靴用のシートには、白い粒がなくなって全体がゼリー状になったら交換するタイプがあり、見た目が変わらなくても6ヶ月以内の交換を求める製品もあります。ブーツには、筒の奥まで届く棒状や袋状のタイプを選ぶと、乾きにくい足先の湿気も吸えます。

3. 下駄箱はこまめに風を通す

下駄箱の湿気は、扉を開けない限り抜けません。靴を出し入れするときは扉を開けたままにして空気を入れ替え、天気のよい日は数時間開け放しましょう。

靴を詰め込みすぎると空気の通り道がなくなるので、棚の奥と手前に隙間を残して並べてください。ブーツは倒さずに立て、筒の口を開けておくと内側にも風が通ります。

4. 同じブーツを続けて履かない

一度履いたブーツの内側は汗で湿っており、乾ききる前に翌日も履くと湿った時間が長く続きます。2〜3足を履き替えて、履いた靴を休ませる日を作りましょう。

休ませる日は下駄箱に入れず、風の通る場所に置きます。予備がなければ、帰宅後に新聞紙を詰めて湿気を吸わせ、翌朝に取り替えるだけでも内側まで乾きます。

5. 月に一度は取り出して状態を見る

長期保管中は、月に一度を目安にブーツを取り出し、表面と筒の内側、隣の靴と棚板まで確認します。カビは1足では終わらず、胞子が隣の靴や棚に移って広がるからです。

白い粉やにおいの変化に気づいたら、マスクと手袋を着けて屋外へ出し、乾いた布で払ってから風に当て、完全に乾かして戻します。棚板に湿り気やカビの点があれば、靴をすべて出して乾いた布で拭き取り、乾かしてから収納し直しましょう。

カビを落とした靴に残りやすいのが、内側の皮脂汚れやにおいです。表面のカビを落としても、筒の内側にしみた皮脂や汗は残る場合があります。

カビを落としたあとの本格的な洗浄は「せんたく便のくつパック」へ。靴の内側まで洗って消臭・除菌・抗菌処理を行い、職人が一足ずつ仕上げます。仕上げ後は温度・湿度管理や遮光、防虫、防カビ対策を施した保管専用ルームで最長9ヶ月お預かりでき、撥水加工も追加できます。

カビが残ったままの靴と湿った靴はお預かりできません。表面に見える白い粉や黒い点を乾いた布とブラシで払い、筒の奥まで乾かしてから梱包してください。カビによる変色は元どおりにならない場合もあります。

「せんたく便 くつパック」の料金表(税込)

プラン名料金(往復送料無料)1足あたり撥水加工オプション料金
2足パック17,270円8,635円6,600円(2足分)
1足追加パック6,160円6,160円3,300円(1足分)

※北海道・沖縄・離島は送料1,980円(税込)です。
※リピート利用で770円引きです。
※保管は最長9ヶ月で、超過分は1足あたり月額385円(税込)です。

Q1. カビを放置すると水虫になりますか?

カビの生えたブーツを履いたからといって、それだけで水虫になるわけではありません。水虫の原因である白癬菌は、下駄箱に生える一般的な黒カビ・白カビとは異なる種類の菌です。

ただしカビが生えるほど湿気と皮脂がこもった靴の中は、白癬菌にとっても増えやすい環境です。カビを放置した靴を履き続けると、足の皮膚トラブルが起きやすくなります。処置して乾かすまで履くのは控え、足も清潔に保ちましょう。

Q2. においが残るときはどうすればいいですか?

まずは風通しのよい日陰でさらに乾かし、筒の中に新聞紙や靴用の除湿剤を入れて湿気を抜きます。カビ臭は湿気が残っている間に強く感じられるので、完全に乾くと軽くなる場合があります。

乾いてもにおいが戻るなら、黒い跡や白い粉が再発していないかもあわせて見てください。跡や粉が出ていれば内部にカビが残っているので、自宅で処置を重ねず判断基準の章を見てクリーニングへ相談しましょう。跡も粉もなくにおいだけが残るなら、まだ乾ききっていない可能性があるので、もう一日風に当ててから判断します。

Q3. 保管中にまたカビが生えたらどうすればいいですか?

再発したカビにも素材別のカビ取り手順をそのまま使えますが、処置を繰り返すほど革の油分が抜け、色落ちや硬化が進みます。2回目以降はなぜ再発したかを先に確かめてください。

多くは収納環境が変わっていないのが原因です。除湿剤の交換時期と下駄箱の換気を保管習慣の章で見直し、隣の靴や棚板にカビが移っていないかもあわせて確かめてください。それでも再発するならプロに相談する段階です。

Q4. カビが生えた靴は捨てるべきですか?

カビが生えただけなら捨てるのは早計です。表面の白カビなら家庭の処置で落ちやすく、黒カビや広範囲のカビでも捨てる前にプロへ出す選択肢があります。

ただしカビの色素が革に定着すると、プロの処置でも跡は残ったままです。菌糸が奥まで入って出たにおいも、洗浄しきれずに残ることがあります。買い替えより安く済むかは料金と靴の価値の比較になるので、見積もりを取ってから決めても遅くはありません。

ブーツのカビ取りは、白い付着物がカビかどうかを見分けたうえで、白カビか黒カビか、素材は何かに合わせて手順を選びます。白カビで範囲が狭ければ自宅ケア、黒カビが広範囲ならカビ取り専門会社、汚れやにおいまで仕上げたいなら靴クリーニング会社へ出しましょう。

ただし、布とブラシで払い、エタノールで拭いても跡が残るか、乾かしてもにおいが戻るなら、そこで一度手を止めてください。同じ処置を繰り返すほど革の油分が抜け、色落ちや硬化が進んでプロでも戻せなくなる場合があります。

そうなる前に、落としきれないカビは判断基準の章の依頼先へ、落として乾かしたあとの洗浄と保管は「せんたく便のくつパック」へご相談ください。仕上げ後は防カビ対策を施した保管専用ルームで最長9ヶ月お預かりでき、湿った下駄箱へ戻さずに済みます。大切な1足を諦める前に、ぜひ一度プロの手にお任せください。

宅配クリーニングの依頼はせんたく便へ

サイト名 せんたく便
会社名 株式会社ヨシハラシステムズ
本社住所 〒522-0026 滋賀県彦根市大堀町380-1
電話番号 0120-096-929
コールセンター受付時間 9:00~23:00
FAX 0749-24-0176
メールアドレス info@yoshihara-cl.co.jp
説明

宅配クリーニングなら老舗の【せんたく便】へ。忙しくてお店に行く時間がない方でも、24時間ネットで受け付けているのでご利用ください。大量の衣類を運べないとお困りでも、配送無料で集荷しておりますのでご安心ください。ふとん丸洗いやコスプレ衣装のクリーニング、衣類は最長11ヶ月、布団は最長6ヶ月お預かりする保管サービスもご用意しております。全国から宅配クリーニングを受け付けておりますので、お気軽にお申し込みください。

URL https://www.sentakubin.co.jp/

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